健康を手に入れる断食道場

断食は3日以上の食事を絶つ「本断食」を指します。
本断食は身体を極限の厳しい状態におくことになるので、安全のためにも指導者がいる施設で行うことが基本とされます。
断食道場のような施設に赴く時間や機会がない場合は、自宅で行う方法があります。
自宅では3日間の断食ではなく、半日や1日の断食が健康のためにも最適です。
特に半日の断食は一番安全で効果があるといわれています。
半日の断食は朝食を抜きます。
単純に朝食を抜くのではなく健康や病気の予防となる、守るべきルールがあります。
まず、前日の夕食から翌日の昼食まで、18時間以上の食べる間隔を空けることです。
夕食が午後6時に食べ終わったなら、翌日は午後12時以降に摂ります。
しかし仕事などで時間に制限がある場合は、3時間くらいの誤差は許容範囲ですので安心してください。
このとき間食や特に夜食は摂ってはいけません。
空腹に負けてスナック菓子などや甘いものを食べては、胃を休ませることになりませんので我慢してください。
翌日の朝は食事の代わりに水を最低でも500ml以上飲みます。
朝、水分を摂ることで胃腸を活性化させ、宿便などの排泄を促します。
もしも何も食べないことに罪悪感や不安を感じるのであれば、野菜ジュースを180mlほど摂りましょう。
忙しい方は市販の野菜ジュース（果汁入り）のものでも大丈夫です。
また体力的に食事を抜くことが無理ならば、食べる量を減らして朝食を摂りましょう。
身体が朝食を少なくすることに慣れてきたら、野菜ジュースや青汁に代えて行き、段階的に半日食べないようにします。
道場ならば昼食も管理された食べ物が提供されますが自己管理の場合、お昼に食べ過ぎないように気をつける必要があります。
空腹を満たしたいならば、りんごなどお腹が膨れるものを足すようにします。
食べる物の内容も道場を基本に、発芽玄米や大豆製品・野菜などを中心にします。
身体を酸化させるお肉などはなるべく減らしましょう。